ツール・ド・信州2000レポート Part.2

その2結果発表

今年もツール・ド・信州が去る10/8曇りがちの空の下
記念集合写真の後6:10にスタート。
今年は昨年までのコースとは別に設定。距離としては150キロということで
甲斐大泉駅が選ばれた。これに決まった経緯などは説明されていない。
スタートと共に例年通り好タイムの上位陣が先頭を引く。
この中に自分も混ざっていたのは、予想外でした。
(これが後々、効いてくる・・・悪い方向でね。)
多摩川沿いを約35キロの速度で通過。
立川公園で数人、出口を間違えたがそれほどのタイムロス無くなんなく通過。
甲州街道へ入る。

八王子の辺りで徐々に先頭から離される。
というのもこの先頭集団・・・小さい交差点では信号無視である。
どうもこれがいたたまれず、こっちはスピードを落とす。
差が付くので何とか次の信号までには追いつこうと脚を速める。
そうこうしているうちに疲れが・・・・。結局、八王子を背にした頃は、
付いて行けずに脱落。高尾山口を通過したときには、すでに先頭集団は視界に無く、
離されてしまった。このとき先頭はまだ数人の集団で
走行していたらしい。

それでも大垂水の坂までは知人と走っていたが、さすがに辛くなり
ペースを落とすことにした。途中、先に行ってくれと知人を促し、
ここから、ひとり旅が始まる。

大垂水を越えてからはマイペース。上野原の手前のコンビニで
むっちーが着替え中。まだそれほど寒くはなかったのでそのまま通過。
その後たいして時間が掛からずにむっちーに抜かれた(笑)。
やはり脚にきている・・・(疲労)スピードはもう望めない。
そのままずるずると納豆走法(F1の中島じゃないけど)

なんとか笹子トンネルまで来た。ここでサポートカーが待機してたので・・・休憩!
自分としては考えられない行動であった。
気持ちはバリバリに水補給してすぐ出発・・・のつもりだった。
でも無理はしないことにしたので休んだ・・・休んだ・・・20分くらいも休んだろうか。
そのうちにキタさんが来てタイヤの調整。
そうこうしてるうちになおなおさんが通過。さっさと行っちゃった。(笑)
後で聞くとここまで気分良く走れていたらしい・・・。
その数分後、自分が出発。さあトンネルだ。この中では微妙に下ってるのでスピードは
出る出る・・・・45〜50キロくらいで走破。とにかく早く出たいだけ・・(爆)。

トンネルを抜けて下ってわりとすぐのところでなおなおさん・・・ひとり佇む(笑)。
止まって「どうしたの?」・・・「パンクだよ」と返答。
チューブラタイヤなので予備のタイヤ(ホイール付き)がなければリタイヤとなる。
なんか心なしか喜んでないか・・・(笑)。
後で聞いたらスチームのサポートカーにタイヤを借りて再スタートとなったらしい。
ありがたいことです・・サポートカー。
リタイヤならずに残念でしたか・・・なおなおさん・・・(爆)。
その後なおなおさんは不整脈に悩まされながらも完走。自分とはゴールで会うことになる。

下りをそのままいい感じで通過、(下りだから当たり前なのだが・・・)
ここでも無理をせずに、でも脚を暖める意味で軽くペダリングしながら疲れた足を休めた。
何もしなくても50キロは出てしまう下り坂だがやはり惰性にまかせたので
今回の最高時速54.2キロはここで出ている。一昨年はここで60キロ以上で走ったのだが。
坂を下りると今度はだらだらと続く長い平坦の道。
意外と何でもないようで体力の無い人にはきつくなるところではないだろうか。
まずペダリングし続けないと当たり前なのだが進まない。
ここまでにそれなりに体力は使っているので持久力勝負となる。あとは・・・根性・・・。
この途中ここで自分としては珍しくコンビニに入ってトイレを借りる。
ここで1人に抜かれている。後で抜き返してはいるがここまで来ると
あまり気にならなくなった。なんといってもマイペースである。

今年は別ルートなのだが、甲州街道からちょっとはずれる箇所の商店街っぽいところで
祭りをやっていて通行止めになっているらしく急遽コース修正。
伝達は各社のサポートカーに携帯で連絡されてほぼその場所に差し掛かる選手には
事前に伝わっていたと思われる。なかなかの出来だったのではないでしょうか。
そしていよいよ未知の坂道へと・・・。

はっきり言ってこのラスト30キロほどの坂で経験のない人達は苦しんだのではないですか。
これが本当にだらだらと続く道で、先を見ると少しは平らかな・・・
と、思うとさにあらず。やっぱり・・・・坂!・・・・。
とにかく漕がないと進まないのですよ。
殆ど下る箇所はなく上るだけ。脚を休ませることができなかった。
ここでまたむっちーに出くわす・・・。休んでたよな・・・(笑)

なんだかんだ言っても坂は好きなので、それなりには走れたのだが、
なにせ脚がもう限界だったので、むっちーと走ることにした。
ただ途中やはりついていけなくて置いて行かれた(爆)
体力はあるね・・・・むっちー!

残り7〜8キロ地点だろうか。桜井氏がむっちーと休んでいたので
仲間に加わった・・・(笑)(休む理由が欲しかったのです)
30分も休んだろうか・・・、家のサポートカーが来てくれて
食料調達!気分一新!体力回復!ってな具合で出発。

このあとキタさんも加わって併走。
ラスト角を曲がっての駅前ゴール地点まで約700メートル。
やっぱり坂!!!もうどうにでもなれってかんじで
踏ん張る!踏ん張る!・・・踏ん張る!

キタさんが「先、行って!」というのに甘えて先に・・・
むっちーも意外とまだスピード出るではないか・・・。
ラストゴールが見えるか・・・ってところでむっちー・・・ラストスパート。
えっ、ここまで来たら一緒にゴールだろ・・・おいっ!。
という気持ちをよそに自分の一つ前でゴール(おいおい・・・爆)。

結果は11位。まあ、あれだけ走ってなくてこれならまあまあでしょ。
満足満足!終わると妙に元気が出てくる。ゴールするAICの選手らを迎える。
楽しかったですよ・・・やっぱり。途中で無理しなかったのがよかった。

 


終えて・・・・。

気になったことの一つに団体で走行していること。

これはどうしようもないことだが、工事中の交通整理のおじさんに聞かれる。
「なんかレースをやってるの?」って。「いいえ!思い思いに走ってるだけです」
と答えておく。みんななんて答えていたのか。

気になったことの二つ目に信号無視。

これはちょっとどうかと思った。どこかのレースでもないのだから。
遅れたくないからついていくと否応なしに信号無視をしてしまう。
もちろん車の来ないときを狙って渡っているのだが・・・。
みんな気を付けてね。自分は我慢できなくて信号待ちしてました(根性なし・・・笑)。


個人データ 

 走行距離151.79キロ・走行時間6時間42分47秒・平均速度22.6キロ・最高速度54.2キロ

このデータはサイクルメーターによるものなので走行時間が記録ページのものと
異なるのは純粋に走っていた時間が上記の時間であるからです。
つまり記録としての7時間30分から考えると1時間12分あまり
自転車を動かしていない・・・要するに休んでいた訳です・・・(爆)
トイレも2回、コンビニに入ってるしね・・・。

 


 来年度は・・・

すでに今年と同じコースで開催するということらしい、と伝わってきてます。
なんだかんだ言っても走ってみないと分からないこともあり
初めての人達もそれなりに楽しかったのではないでしょうか。(ホントか?・笑)
あまり規模が大きくならない方が走りやすいのだが、
今年はホントに増えたね。自転車が毎年グレードアップしているので
ずいぶんと自転車屋さんには貢献してるよね・・・(笑)。
とにかく大きな事故もなく終わったのが何よりです。

時間制限後も頑張って走りきったIGのみなさん、お疲れさまでした。
そのがんばりは頭が下がる思いです。
ずーっと寒い中ボードを持ってくれたサポートのみなさんにもお世話になりました。
今回は自分の記憶に残ったので、来年は記録に残るよう頑張ってください。

初参加のシンエイチームの方々、どうだったでしょうか。
純粋に楽しめてくれていれば嬉しいのですが・・・。
走り終えた後の満足感を来年も味わってみましょう。

これから自転車を通じて交流がどんどん繋がっていくことを願って
レポートを締めくくりたいと思います。

本当にお疲れさまでした。来年もまた元気な姿で会いましょう。 


最後に・・・

今回走ってみての感想や意見などあったらお知らせください。
掲示板「交話抄」でもメールでもなんでも構いません。
もちろん参加しなかった人やサポートに回った人達、参加してみたいと
思った方達などの生の声なんか一言でもいいので是非送って下さい。
素朴な質問などでも大歓迎です。
よろしければHPで掲載したいと思います。
ホントに関係者の方達からの連絡がないんですよ・・・(爆)いや・・マジで・・・。