能書きをちょっと・・・



針金細工にはまり始めたのは、中学1年の時。

姉貴が、街でネームの針金細工を買ってきた。ピンで留めるブローチタイプのやつ。

そう、よく道ばたに広げてヒッピー風の(古!)兄ちゃんが売っているあれです。

これが300円もすると聞いて驚いた・・・。

「そったもんだば、わが作ってけるね・・・。」(津軽弁)
(共通語訳:そんなのだったら自分が作ってやるよ。)

それで作ったのが始まり。

これが作業用の針金だからすぐ曲がる。それでも形としてはそれなりに作れた。

そのときの姉貴の反応・・・・。

「始めての割にはいいんでねぇの。」

と・・・へんなお墨付きを貰ったのでさあ、大変。いろんな名前を作り始めた。

針金はホームセンターに売っている「カラー針金」という代物に変更。
柔らかいがビニールコーティングされているので見た目がかわいい。

普通の名前にとどまらず、有名人のサインとか鎖とか・・・、
そのうち友達に頼まれていろいろ作った。

あるとき道ばたで作って売ってた自転車を発見。

帰って作るが柔らかいが故にすぐ変形してしまう。

そしてちょっとは頑丈でそれなりに見た目も良い形を作った。

それが今でも一番得意で早く作れる一品だ。(実物大)

仕事をするようになってからはもちろんそんなに作っている暇が無くなったので、

多くは作ってないが、興味を持ってくれた人にはいろいろ作ってあげました。

こだわりとしては『基本的に一本で作る』
一筆書きとは違うのですがそれらしい感じで作るのがベスト。
もちろん違った色を使いたい物は接点を工夫して作る。

それと『頼まれ物は同じ物を作らない』
よく頼まれるときに「これと同じ物!!」って頼まれるんだけど
同じ物にはならないことが多く作ってても飽きちゃう。
つまんなかったら作る気がしないので必ず違う物を頼む事にしている。
色も5色位から選べるし、大きさなんかも相談の上作ってました(まるでプロ・笑)

でも中には本当に買ってくれた人が居たんです・・・(核爆)

これから新旧取り混ぜて掲載していきます・・・。