ツール・ド・信州2001レポート

スタート前・スタート後ゴール後公式記録特別寄稿
その1(スタート前)

10/7に今年も行われたツール・ド・信州。
曇り空の中6時を少し回ったところでスタートが切られました。

今回は新しく加わったチームやこれから加わろうかと思っているチームに
向けて、どんな準備をしたのかを加えてレポートをしましょう・・・。

まずはサポートカーの準備。これは出場人数とそのレベルによってかなり変わります。
出場人数が少なければ少ないほど同じ台数があればこしたことはないのですが、
そうも出来ないのが現状。
そこで速めの人、遅めの人とに分けてサポートするのが良いでしょう。
ただこれは走ってみないと分からない事もあるのであくまで基本として
あとは臨機応変に対処するしかありません。

4〜5人までなら3台が理想でしょうか。
先回りをする1台に、最後尾を走らせる1台に、身動きしやすいであろう1台。
こうすることで、そのチームの先頭者がゴールした後は、更に後続者の
サポートに回れるし、中盤をあちこち前後に動ける1台は、リタイヤ選手や
アクシデントにも対応できるようにもできる。
最後尾車は、とにかくチームとしての本部車として全体の本部とのやりとりなどに
対応して貰う。さすがに12時間で足きり(言葉は良くないけど負担が大きすぎるので)
としているので、その確認をすることで重要なんです。
走者がいるにも関わらず途中で解散するわけには行かないでしょう。

AICチームは9人がエントリー。一人は、練習不足で棄権、一人は身内の不幸で棄権。
さらに一人は、仕事が山のようになってしまい棄権・・・と三人の棄権者が出て、
結局、6人がスタートに付いた。

スタート前30分にはスタート地点近くに車を止め、身支度。
もちろんスタート地点まで近ければ自走するところだが、みんな遠いので
近くまで車で行って準備をする。
このとき水や、食料(バナナやゼリー飲料など)も各自必要な物を
持ったり、車に預けたり。

車には水とゼリー飲料の箱買いしたものをそれぞれの車に準備
自分らはクーラーボックスなんかに入れてます。
それとバナナとかの食い物と3Action(筋肉疲労の原因の乳酸を抑える効果のある清涼飲料)。
この3Actionは粉末の物を適量、溶かして使うもの。
それと人によっては何かあった時の為に予備のタイヤ、あとは空気入れなど。

自分の準備は750mlのボトル2本に3Actionを入れ
他にゼリー飲料1個にスニッカーズを2本。
それとエネルギーを取れるこれまた3Actionエナジーエクスプローションを1つ。
あとは、タイヤのパンク修理用品にチューブにハンディポンプ。
心拍数計も忘れずに・・・これらを装備して出発。
うっすらと明るくなった多摩川サイクリングロードをスタート地点の稲城大橋まで走行。

到着後すこしストレッチなんぞやったりして時間を潰す。
次第に人が集まり出す。
どこぞの取材なんかもあったりしてちょっとは雰囲気が高揚してくる。
といっても取材はあもに高坂氏に注がれ殆どの人は関係なし(爆)。
この時間は滅多に会わない人達とのしばしの談笑の時間と化す。
これがまた、良いのだ。ほぼそろったところでとりあえず記念写真。
そしていよいよスタート。

スタート後・・・に続く・・・